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プロフィール
toraneko
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大分在住の自称晴れ男オートキャンパーです。瞬(10歳♂)&ほの(7歳♀)たまにきこ(相方)と一緒に閑散としたキャンプ場を狙って出掛けております。
好きな事は「静か・メンテナンスフリー」嫌いな事は「五月蝿い・臭い・ぽんぴんぐ・手入れ」。
好きなブランドは小川テント&ユニフレーム。
白いホンダステップワゴンに白い照蔵ルーフボックスという「NON STYLE石田か!」と突っ込まれそうな車で出撃中!

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Posted by naturum at

2013年01月06日

サーキュレーター考察

 新春キャンプより導入しましたサーキュレーターについてその効果を報告いたします。

 サーキュレーターとは単純に和訳すると「扇風機」を意味するのですが、今回考察するのはテント内の空気を循環させる事でテント内の温度の均一化(つまり天井近くの暖かい空気と床近くの冷たい空気を混ぜる)と結露の軽減を目的とした物であります。
 我が家は電源有サイトを使いませんので電池稼働の製品で、主として使う幕が「てっこつ」なので天井部のポールに吊るせる製品を選択しました。当然ながら電源有サイトを使われる方で幕内に十分なスペースのある方でしたら家庭用扇風機で代用は可能です。
 今回購入して試験使用したのはGiganticTreeのCampingLightFanという製品でネットでは「テント用扇風機」で検索すれば千円ちょっとで購入可能です。全く同じデザインでBUNDOKとキャプスタからも発売されていてそれならナチュラムでも買えます(高いですが)。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) デザイアー ファン付LEDライト
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) デザイアー ファン付LEDライト

BUNDOK(バンドック) ファン付きLEDライト
BUNDOK(バンドック) ファン付きLEDライト







◆キャンピングライトファン
 サイズ:幅17cm×奥行16.5cm×高さ23.5cm
 重量:約430g
 電源:単一乾電池2本使用

 まずファンの音ですが、三日月の滝のBサイトでは川の音で掻き消されて全く聞こえません。一応の為家でも回してみましたが高速側でも殆ど気になりません。風量は手をかざせば回ってるのが判る程度で、夏場の扇風機代わりには使えそうにありません
 ファンの周辺部には白色LEDが18個付いてるのですが、これが結構明るくて使えます。今回はハリケーンランタン(フォイアハンド176)2個とファンのライトだけで過ごしましたがちょっと暗めという程度で我が家的にはジェントス777置いていってもいいかなって思う程です。また、ファンは吊るした状態でも角度を変えて固定できるのですが、ライトはファンとは別の方向に向ける事もできるのでかなり便利です。

 電池の持ちですが、公称は以下の通り
  ■ファンのみ使用時:Low 35時間・High:25時間
  ■ファン+LED使用時:Low 15時間・ High 10時間
  ■LEDのみ使用時:28時間
 ライトは電圧が落ちると使えませんがファンは電池が切れるまで回ってます。試しに単3にスペーサーかまして使ってみましたが駆動時間が短くなるものの普通に使えました。駆動時間は約半分って感じでした。

 今回の試験環境ですが、幕は小川製てっこつ(約3X4m長方形)のインナー無し(シングルウォール)で、床面は周辺部を除いた約90%にシートを敷いたお座敷仕様。暖房はフジカハイペット1台を奥から1m・壁面から50cmくらいの位置にユニのイロリで囲んで設置。照明は小型のハリケーンランタン2台のみなので暖房効果はありません。
 水分発散量は科学的データはございませんが(笑)親子3人で600cc、フジカの上のヤカンから5000ccってところでしょうか?

 で、効果の程ですが水蒸気の発生量自体は変わりませんので結局結露するのですが、今までの様に天井部分にびっちりではなく全体に均一に結露する感じです。ですので、今までのように夜中に天井部分の結露をを拭かないと結露が降ってくるというような事からは開放されました。
 幕内温度ですが、微風であってもきちんと循環されてるらしく起ち上がった時に温度差を感じる事はありませんでした。いつも床近くに温度計を置いておくのですが、今までと比べて+3度くらいの効果は有るように思います。今回は最終日の朝が冷え込みましたが一番下がった時で7度程でしたのでいつものバリバリの日の2〜3度に比べたら十分効果有りだと思います。

 今回の試験を終えての感想ですが、我が家的には十分使えると判断します。冬キャンでは結露問題は避けては通れないですし、除湿器でも使わない限り結露を無くす事はできません。結露を無くしたところで今度は乾燥した空気で咽を痛めるのが関の山(私は普段加湿器無しでは寝られないので)、それなら結露が気にならないようにしてしまえばそれで十分だと思うからです。
 また、プレッシャータイプのランタンを使わない我が家としては食事時の照明としても十分戦力となります。
 幕内の空気循環による床近くの温度上昇に関してはまぁこんなもんかと思います。電源サイトでホカペ利用の方には+3度は大した事無いでしょうが、電源無ししか使わない我が家には結構大きな+3度です。マット類の強化も同時に行なったお陰で十分快適に過ごせます。

 結論としては、これから冬キャンを始める人には無理してお勧めはしませんが、冬キャン経験者で天井部分から降ってくる結露が気になるとか、ストーブの効果がもう少し欲しいという方にはお勧めです。ただし、今回使った商品は吊るすか直置きしかできませんので天井部分に吊るす手段の無い幕(コールマンのスクリーンタープ等)をお使いの方は・・・直置きするか吊るす方法を考えて下さい(コールマン製のをマグネット固定されたという情報は有りますが)。  


Posted by toraneko at 18:57Comments(8)装備