2012年12月19日
ノースガードGF4(小川キャンパル)

・基本スペック
設営サイズ:210X210X160(高さ)
収納サイズ:115Xφ14
重量:4.4kg
素材:フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,000mm)
泥除け:ナイロン210d(耐水圧450mm)
フレーム:グラスファイバーポールφ11mm


付属の張り綱ですが他の小川幕に付属する白いロープではなく、グレーの少しツルツルした材質の物でした。太さは変わらないものの材質の違いの為か締めた後にきちんと自在にロープを絡めておかないと緩んできます(私は手抜きをしてて翌朝気付きました)。
ペグはピルツのペグを少し細くした様なスチール製ピンペグで多少の石交じりの地面でも大丈夫ですが付属のハンマーが軽量の為に苦労します。せめて小川の他の幕と同じハンマーは付けて欲しかった(~_~;)


縫い目にはしっかりとシームテープ加工がされてますので雨漏りの心配はありませんが、シングルウォールですので確実に結露します。壁面の傾斜がきついのと、天頂部の設計が良いことで結露は壁面を伝ってくれますが、泥除け(内側)に溜まってしまいます。ですのでチェア&コット使用がデフォです。今回はユニのリラックスコット(長さ193センチ)を使いましたが、画像の様な壁面に沿った配置では結露した壁に触れてしまうので寝る時には幕の対角線にコットを置いて寝ました。
最低気温-4度での使用で暖房はフジカのみでしたが幕内は15度くらいに保てました。ただ、換気の為に出入口下方とベンチレーターを開けたままですと暖かい空気は上の方に行ってしまうので下から寒さを感じます。吊るすタイプのサーキュレーターとコットにもマットが欲しいところです。
幕内ですが、壁面が垂直に近い立ち上がりなんで面積の割に圧迫感はそれ程感じません。低床コットならベンチとして常設も有りですが、フジカ+イロリを角に置いてユニのクーラーボックススタンド(調理台)とユニの焚き火テーブルそして低めのチェアくらいで過ごし寝るときだけコットを置くのが丁度良い装備かと。
骨組は内側で、天井部分は二重になっているのでランタン程度の重さの物なら吊るせます。
使ってみての感想はあらゆる意味で「使える」テント。設営・撤収・乾燥・密閉性・広さ・高さどれをとってもソロ用としては高評価できるのではないかと思います。欠点を挙げるならば、収納サイズとシングルウォールである事、骨組が特殊なので破損した場合の補修が厳しい事。 続きを読む