2015年07月24日
天空キャンプ 補足
今回の四季見原すこやかの森でのキャンプ、まさに五里霧中って感じでしたが「五里霧中」という言葉を聞くと多くの方は「五里・霧中」と思いっておられるかと思いますが実は語源を辿ると中国の後漢の時代の張楷さんの必殺技?に「五里霧」というのがあって、まさにその術中に居るという事で「五里霧・中」であるとかないとか・・・まぁ深い霧に覆われてるという事は同じですからどうでもいいことですが。
今回のキャンプで作った物&作って持って行った物色々ありましたが、忘れないうちにレシピを上げときます(備忘録も兼ねて)。
◆ピーマンのおかか和え
・材料:ピーマン、合わせ出汁の素、酒、出汁醤油、
・作り方:ピーマンは半割りにして種と軸を取ってから種と身の間の白い部分をきっちりと取る(できればペティナイフで削ぐ事を勧めます)。ピーマンを2mm幅の細切りにします。ヤカンにお湯を沸してボールに入れたピーマンにかけます。ゆっくり3秒数えたらザルにあけて、直ぐに流水で冷やします。両手でしっかり絞って水気を切りつつボールに移して調味料で味付けして完成。
・備考:合わせ出汁の素はスーパー等で売ってるカツオ節や鯖節等を細かく砕いてティーバック状の袋に入れて売られてる物です。袋の中身の見栄えは良くないのですが、和え物に使うと良い仕事をしてくれます。椎茸や昆布も入ってると尚良いです。注意点は「アミノ酸等」と書かれてない物を選ぶ事です。出汁醤油は我が家は日田醤油の「これ一本」を好んで使ってますが、化学調味料完全無添加を目指す方は他の物を探して下さい。ピーマンの苦味の素を完全除去しつつも、青臭みは少し残ってシャキシャキしてるのがこの料理の肝で「青臭みは苦手だけど食べれない程苦くは無い」→「ちょっと青臭いよね、でもシャキシャキしてるんだ」→「夏の味がするね」となったらいいんですが・・・私も相方もピーマン嫌いでしたが、この品でピーマン好きになりました。
◆インゲンの胡麻和え
・材料:インゲン、胡麻、酒、出汁醤油、
・作り方:インゲンは軸を庖丁で切り落とし熱湯で固めに茹でる(ちょい固めが美味しいです)。2cmくらいに斜め切りにして胡麻と調味料で和えて完成。
・備考:インゲンの太さ&鮮度で味の75%は決まります。後は茹で具合(笑)。細い方が我が家の好みで、今回のキャンプでお出ししたのは我が家的には太すぎ(^_^; 家で作る時は切り胡麻作るボトルから切り胡麻使って作ってます(胡麻の香りが良くなります)。ちなみにインゲンの胡麻和えは瞬の大好物で行事の時のお弁当には必ず入ります。
◆冷汁風
・材料:ごまだし、おぼろ豆腐、胡瓜、ミョウガ、青じそ、出汁、
・作り方:鍋に昆布と水と酒少々を入れて火にかけ、沸騰直前に火を切って鰹節投入して出汁をとります。ザルで濾して空き瓶等に移して冷やします。胡瓜は薄い輪切り、ミョウガと青じそはみじん切りにして空いてる鍋に投入。おぼろ豆腐とごまだしを加えて混ぜ、味をみながら出汁でのばしていきます。ご飯に掛けて食べるのでちょっと濃いめに仕上げるのがコツです。
・備考:「ごまだし」は大分県南部の郷土食で蒲江や佐伯に行くと色んな種類が売られてます(大分市内でも大分駅やトキハ等で購入可能)。魚と味噌と胡麻でできたペースト〜液体状の調味料で主としてうどんやご飯に掛けて食べられるのですが、隣接する宮崎県北部の郷土食「冷汁」と原料や製法がかなり近いのでこれを使うと簡単に近い味が作れます。人によって好みはありますが、我が家はエソベースのペースト状の物を好んで使います(前は「里の駅鶴見」のがイチ押しだったんですが現在は作られてません)。おぼろ豆腐は良い物を使いましょう(我が家は豆の力屋のおぼろ豆腐しか使いません)。
◆だし
・材料:山芋、茄子、胡瓜、ピーマン、ミョウガ、青じそ、麺つゆ、
・作り方:野菜は全て下処理した後で1mm角に刻みます。山芋だけボールに入れ、他の野菜はザルに入れて塩を振って混ぜて数分放置。ザルの野菜を水洗いして塩気を取り、しっかり絞って長芋の入ったボールに投入。ボールの中で良く混ぜ合わせてから保存用のタッパーに移して、野菜がどうにかつかるかちょい足らんか位の量の麺つゆを入れます。タッパーにフタをして1晩寝かせて完成。
・備考:山形の郷土料理です。温かいご飯に掛けると最強の朝食になります。食べる時に納豆混ぜたりしても美味しいです。麺つゆは無添加ストレートタイプがお勧め。
◆セロリスープ夏野菜入り
・材料:親鶏小間切れ(もしくはベーコン)、ニンニク、セロリ、トマト、ズッキーニ、茄子、酒、コンソメ、ガラスープの素、塩胡椒、
・作り方:ニンニクはみじん切り、他の野菜はお好きな形にカット。トマトは皮を湯剥きしてお好きなサイズにカット。鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて低温で香りを出します。鶏肉を加えて8割方炒まったところで野菜投入。野菜がしんなりしたら水とお酒と調味料入れて味を整え、一煮立ちしたところで完成。
・備考:野菜はお好みで(茄子や玉葱、人参なんかも美味しいです)。セロリは茎から葉っぱまで全部使えます。薄味に仕上げて野菜の甘味を感じられる位が一番美味しいかと思います。野菜が沢山有る時は汁気を少なくすればラタトゥユという料理になります(水気を一切加えず野菜から出る水分で仕上げるのがラタトゥユのコツです)。
◆中華粥
・材料:手羽先、干し貝柱、干し牡蛎、タイ米、酒、出汁昆布、胡麻油、塩、薄口醤油、生姜、白葱の青い部分、
・作り方:手羽先をフライパンで両面に焼き目を付ける(中まで火を通す必要はありません)。鍋に焼いた手羽先・酒・水・白葱の青い部分・出汁昆布を入れて加熱→煮立つ直前に火を弱めアクを取りつつクツクツと炊きます。アクが出なくなったら干し貝柱と干し牡蛎を加えてアクを取りつつもうしばらく炊きます。アクが出なくなったら火を止めて翌朝まで蓋をして放置。翌朝、白葱の青い部分と出汁昆布を取りだして処分、手羽先は取り出して身をむしって千切って鍋に戻します。長粒米に胡麻油をまぶしたのを投入して火にかけ、浮いてくるアクと油を除去。アクが出なくなったら調味料で味を整えてシャトルシェフに移して1時間放置。ベーコンは薄くスライス、生姜は針生姜に。完成したら器に盛り、上に針生姜を置く。
・備考:干し牡蛎は国内では入手が難しいので無くても大丈夫です。お米はタイ米の方が粘りが出難くてお勧めです。胡麻油は焦げ付き防止と香付けの為なのでたっぷり加えます(アク取りの時に除去できるので大丈夫)。葱の小口切りやザーサイ、ピータン等お好みで加えると色々楽しめます。
◇予定してたものの現地近くで材料が手に入らずボツった料理(^_^;
◆ゴーヤのマヨ塩昆布和え
・材料:ゴーヤ、塩昆布、マヨネーズ、ガーリックパウダー、塩、
・作り方:ゴーやは両端を切り落とし、半割りにして種とワタをしっかりスプーンで掻き取る。ゴーヤを1mm厚にスライスして少量の塩を振って和え5分放置。ゴーヤにヤカン半分位の量の熱湯を掛け、直ぐに流水で洗って冷ます。両手でしっかり絞りながらゴーヤをボールに移す。塩昆布多め、マヨちょっと、ガーリックパウダー少々と和えて完成。
今回のキャンプで作った物&作って持って行った物色々ありましたが、忘れないうちにレシピを上げときます(備忘録も兼ねて)。
◆ピーマンのおかか和え
・材料:ピーマン、合わせ出汁の素、酒、出汁醤油、
・作り方:ピーマンは半割りにして種と軸を取ってから種と身の間の白い部分をきっちりと取る(できればペティナイフで削ぐ事を勧めます)。ピーマンを2mm幅の細切りにします。ヤカンにお湯を沸してボールに入れたピーマンにかけます。ゆっくり3秒数えたらザルにあけて、直ぐに流水で冷やします。両手でしっかり絞って水気を切りつつボールに移して調味料で味付けして完成。
・備考:合わせ出汁の素はスーパー等で売ってるカツオ節や鯖節等を細かく砕いてティーバック状の袋に入れて売られてる物です。袋の中身の見栄えは良くないのですが、和え物に使うと良い仕事をしてくれます。椎茸や昆布も入ってると尚良いです。注意点は「アミノ酸等」と書かれてない物を選ぶ事です。出汁醤油は我が家は日田醤油の「これ一本」を好んで使ってますが、化学調味料完全無添加を目指す方は他の物を探して下さい。ピーマンの苦味の素を完全除去しつつも、青臭みは少し残ってシャキシャキしてるのがこの料理の肝で「青臭みは苦手だけど食べれない程苦くは無い」→「ちょっと青臭いよね、でもシャキシャキしてるんだ」→「夏の味がするね」となったらいいんですが・・・私も相方もピーマン嫌いでしたが、この品でピーマン好きになりました。
◆インゲンの胡麻和え
・材料:インゲン、胡麻、酒、出汁醤油、
・作り方:インゲンは軸を庖丁で切り落とし熱湯で固めに茹でる(ちょい固めが美味しいです)。2cmくらいに斜め切りにして胡麻と調味料で和えて完成。
・備考:インゲンの太さ&鮮度で味の75%は決まります。後は茹で具合(笑)。細い方が我が家の好みで、今回のキャンプでお出ししたのは我が家的には太すぎ(^_^; 家で作る時は切り胡麻作るボトルから切り胡麻使って作ってます(胡麻の香りが良くなります)。ちなみにインゲンの胡麻和えは瞬の大好物で行事の時のお弁当には必ず入ります。
◆冷汁風
・材料:ごまだし、おぼろ豆腐、胡瓜、ミョウガ、青じそ、出汁、
・作り方:鍋に昆布と水と酒少々を入れて火にかけ、沸騰直前に火を切って鰹節投入して出汁をとります。ザルで濾して空き瓶等に移して冷やします。胡瓜は薄い輪切り、ミョウガと青じそはみじん切りにして空いてる鍋に投入。おぼろ豆腐とごまだしを加えて混ぜ、味をみながら出汁でのばしていきます。ご飯に掛けて食べるのでちょっと濃いめに仕上げるのがコツです。
・備考:「ごまだし」は大分県南部の郷土食で蒲江や佐伯に行くと色んな種類が売られてます(大分市内でも大分駅やトキハ等で購入可能)。魚と味噌と胡麻でできたペースト〜液体状の調味料で主としてうどんやご飯に掛けて食べられるのですが、隣接する宮崎県北部の郷土食「冷汁」と原料や製法がかなり近いのでこれを使うと簡単に近い味が作れます。人によって好みはありますが、我が家はエソベースのペースト状の物を好んで使います(前は「里の駅鶴見」のがイチ押しだったんですが現在は作られてません)。おぼろ豆腐は良い物を使いましょう(我が家は豆の力屋のおぼろ豆腐しか使いません)。
◆だし
・材料:山芋、茄子、胡瓜、ピーマン、ミョウガ、青じそ、麺つゆ、
・作り方:野菜は全て下処理した後で1mm角に刻みます。山芋だけボールに入れ、他の野菜はザルに入れて塩を振って混ぜて数分放置。ザルの野菜を水洗いして塩気を取り、しっかり絞って長芋の入ったボールに投入。ボールの中で良く混ぜ合わせてから保存用のタッパーに移して、野菜がどうにかつかるかちょい足らんか位の量の麺つゆを入れます。タッパーにフタをして1晩寝かせて完成。
・備考:山形の郷土料理です。温かいご飯に掛けると最強の朝食になります。食べる時に納豆混ぜたりしても美味しいです。麺つゆは無添加ストレートタイプがお勧め。
◆セロリスープ夏野菜入り
・材料:親鶏小間切れ(もしくはベーコン)、ニンニク、セロリ、トマト、ズッキーニ、茄子、酒、コンソメ、ガラスープの素、塩胡椒、
・作り方:ニンニクはみじん切り、他の野菜はお好きな形にカット。トマトは皮を湯剥きしてお好きなサイズにカット。鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて低温で香りを出します。鶏肉を加えて8割方炒まったところで野菜投入。野菜がしんなりしたら水とお酒と調味料入れて味を整え、一煮立ちしたところで完成。
・備考:野菜はお好みで(茄子や玉葱、人参なんかも美味しいです)。セロリは茎から葉っぱまで全部使えます。薄味に仕上げて野菜の甘味を感じられる位が一番美味しいかと思います。野菜が沢山有る時は汁気を少なくすればラタトゥユという料理になります(水気を一切加えず野菜から出る水分で仕上げるのがラタトゥユのコツです)。
◆中華粥
・材料:手羽先、干し貝柱、干し牡蛎、タイ米、酒、出汁昆布、胡麻油、塩、薄口醤油、生姜、白葱の青い部分、
・作り方:手羽先をフライパンで両面に焼き目を付ける(中まで火を通す必要はありません)。鍋に焼いた手羽先・酒・水・白葱の青い部分・出汁昆布を入れて加熱→煮立つ直前に火を弱めアクを取りつつクツクツと炊きます。アクが出なくなったら干し貝柱と干し牡蛎を加えてアクを取りつつもうしばらく炊きます。アクが出なくなったら火を止めて翌朝まで蓋をして放置。翌朝、白葱の青い部分と出汁昆布を取りだして処分、手羽先は取り出して身をむしって千切って鍋に戻します。長粒米に胡麻油をまぶしたのを投入して火にかけ、浮いてくるアクと油を除去。アクが出なくなったら調味料で味を整えてシャトルシェフに移して1時間放置。ベーコンは薄くスライス、生姜は針生姜に。完成したら器に盛り、上に針生姜を置く。
・備考:干し牡蛎は国内では入手が難しいので無くても大丈夫です。お米はタイ米の方が粘りが出難くてお勧めです。胡麻油は焦げ付き防止と香付けの為なのでたっぷり加えます(アク取りの時に除去できるので大丈夫)。葱の小口切りやザーサイ、ピータン等お好みで加えると色々楽しめます。
◇予定してたものの現地近くで材料が手に入らずボツった料理(^_^;
◆ゴーヤのマヨ塩昆布和え
・材料:ゴーヤ、塩昆布、マヨネーズ、ガーリックパウダー、塩、
・作り方:ゴーやは両端を切り落とし、半割りにして種とワタをしっかりスプーンで掻き取る。ゴーヤを1mm厚にスライスして少量の塩を振って和え5分放置。ゴーヤにヤカン半分位の量の熱湯を掛け、直ぐに流水で洗って冷ます。両手でしっかり絞りながらゴーヤをボールに移す。塩昆布多め、マヨちょっと、ガーリックパウダー少々と和えて完成。
Posted by toraneko at 20:59│Comments(2)
│レシピ
この記事へのコメント
こんにちは!
今日、お弁当の彩が足りなかったんで
急きょ、ピーマンのおかか和え作ってみました!
お弁当の一品にもぴったりで
美味しかったです!(^^)/
他のも、随時挑戦しま~す!(*^_^*)
今日、お弁当の彩が足りなかったんで
急きょ、ピーマンのおかか和え作ってみました!
お弁当の一品にもぴったりで
美味しかったです!(^^)/
他のも、随時挑戦しま~す!(*^_^*)
Posted by skma at 2015年08月07日 17:10
>skmaさん
よかったよかった。我が家のメニューの多くは日勤終えて帰って短時間で仕上げるとか、急に子どものお弁当要る時に慌ててというシチュエーションが元になってる事が多いです(^_^;
短時間にできる物、他の調理の合間に作れる物、作り置きの効く物は本当に助かりますよね。
調理法も大事ですが、それ以上に大事なのは野菜の場合はできるだけ旬の地の物を使う事かなと思ってます。茄子・ピーマン・胡瓜・ホーレンソウ・大根なんかは特にはっきりしてますね。
よかったよかった。我が家のメニューの多くは日勤終えて帰って短時間で仕上げるとか、急に子どものお弁当要る時に慌ててというシチュエーションが元になってる事が多いです(^_^;
短時間にできる物、他の調理の合間に作れる物、作り置きの効く物は本当に助かりますよね。
調理法も大事ですが、それ以上に大事なのは野菜の場合はできるだけ旬の地の物を使う事かなと思ってます。茄子・ピーマン・胡瓜・ホーレンソウ・大根なんかは特にはっきりしてますね。
Posted by toraneko at 2015年08月07日 22:42
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