2012年07月02日
今年の収穫
根切り虫(コガネムシの幼虫)・青虫・ダンゴムシ・猫の襲撃により3株程やられましたが、どうにかゴーヤ1株&胡瓜2株は生き残り、先月中旬には胡瓜の初物、今日は2回目の収穫となりました。タコもお肉も胡瓜が大好物なので取りあいになるのではと心配してましたが、丁度良く2本収穫できたので仲良く1本ずつ。日頃から産直の新鮮な胡瓜しか買わない我が家でも表面のトゲが痛い程のは家庭菜園ならでは。痛い痛いと言いながら食べてました。
同じところに長く住んでると地元の野菜が特別な物であるという認識は薄いかと思いますが、私のように同じ日本でも遥か遠くから越してくると野菜の違いにカルチャーショックを覚えます。気候の違いによる品種の違いなんでしょうが、九州では長い茄子(関東圏で言う長茄子の倍の長さ)か米茄子くらいしか見かけないのが最初の驚きでした。私の出身地である新潟は全国的にも茄子の品種が多いところであったこともありますが、加熱して美味しい丸茄子系が無いのが寂しいです。他にもインゲンやスナップエンドウの旬が1ヶ月程早いとか、ゴーヤ&苦瓜がメジャーな野菜であるとか、タケノコの種類が多く売られている時期も長いとか。
新潟ではメジャーでなかった野菜としては、空豆があります。大分に来てから初めてサヤ入りのを産直で見かけて興味本位で購入。茹でて食べたら馬鹿旨で以来初夏の楽しみになってます。沢山食べるうちに産直の鮮度の良い物で少し育ち足りない小さめのが好みであることも判りました(笑)
逆に新潟ではメジャーでありながら大分(九州)ではマイナーなのがアスパラ菜(オータムポエム)という葉物です。アブラナ科の野菜ですが苦味が少なく甘味の強い野菜で、茹でてそのままでも良いですし、お浸し・炒め物なんでも来いの万能選手。最近は一部の産直で晩秋〜春は入手できるところもあるのですが、新潟ではどこのスーパーでも年中あるんです。もっと作って欲しいものです。
果物では蜜柑の種類の多さに驚きました。新潟では冬蜜柑・伊予柑・八朔あたりはメジャーですが、ポンカンやデコポンは高級果物でしたし、他には名前を聞いた事があるという程度の物がいくつかある程度でした。こっちに来て好きになったのはスイートスプリング(日向夏系)です。冬蜜柑は産地による味の差が大きいのも知りました。我が家のお気に入りは安岐町産です。
他の果物では大好物のビワが安い('q')新潟では高級果物でしたがこちらでは6〜7月の定番果物ですね。
逆に九州では高くて困る果物はサクランボ。新潟は隣が山形県なのでB級品なんかも出回っていてかなりお安く美味しいのにありつけたんですが・・・。
産直コーナーが大好きで休みの日は必ずと言っていいほど俳諧してます。最近はメジャーでない物も作っている方がおられて助かるのですが、できれば食べ方等ももう少し研究していただきたい・・・と、言うのも作った人が食べ方を理解してないと収穫時期が適正でない(若すぎor実りすぎ)野菜をちょくちょく見かけます。せっかく丹精込めて作られた作物ですから、最高の状態を見極めて出荷すれば買った人にも気に入っていただけるでしょうし、また次に見かけた時にも買おうという事に繋がると思うのですが。